X395を買った
無事届いて2週間半使ってみたので適当に書きます。というのは、注文日が1/28、手元に届いたのが3/5と、新型コロナウイルスの騒動のおかげでかなり遅れちゃったのがあります。注文してから少しして「やっちゃったな・・・」とか思ってたんですけど、この打鍵感、Trackpoint、サイズの割に積まれたRyzen5と、そのために結構辛抱強く待ちました。
セールで買って、付属品(Trackpointキーボードとかマウスとか)注文しないで¥118,000くらいでした。届くまでの期間が期間だったので、付けないほうが正解だったかどうかは正直判らない… :(
構成
構成はおおむね次の通りです。
プロセッサー : AMD Ryzen 5 PRO 3500U (2.1GHz, 4MB) 初期導入OS : Windows 10 Pro 64bit 導入OS言語 : Windows 10 Pro 64bit - 日本語版 メモリー : 16GB PC4-21300 DDR4 (オンボード) 1st SSD : 256GB ソリッドステートドライブ SATA M.2 2280 (OPAL対応) ディスプレイ : 13.3型FHD液晶 (1920x1080 IPS 300nit) 光沢なし グラフィックス : 内蔵グラフィックス キーボード : 英語キーボード(バックライト付) 指紋センサー : 指紋センサー 内蔵カメラ : 720p HDカメラ(マイクロフォン付) TPMセッティング : TPMあり(TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載) バッテリー : 6セル リチウムイオンポリマー内蔵バッテリー (48Wh) 電源アダプター : 45W ACアダプター - ブラック (USB Type-C) ワイヤレス LAN アダプター : インテル Wireless-AC 9260 (2x2) + Bluetooth 拡張コネクター : RJ45拡張コネクター Display Panel : 13.3型FHD液晶 (1920x1080 IPS 300nit) 光沢なし、ThinkShutter付720p HDカメラ、マイク、WWAN非対応、FS ベース : AMD Radeon Vega8グラフィックス Language Pack : 日本語 標準保証 : 1年間 引き取り修理
本当はX285が欲しかったんだけれども、CTOが終了してるっぽくて、しかもそれに気づいたのがよし発注掛けよう、というときだったので、泣く泣くこっちのモデルと公正にした、という経緯があります。ただ、これは前のVAIOもそうだったんですが、USキーボードとバックライトだけはどうしても外せなかったのでその分価格が高くなるのは諦めてます。あとはメモリを16GBにして(Vegaで取られるのは知ってたので)、ついでに指紋センサーを付けて、そしてまだ家では有線の方が安定するし速度出る、という理由で拡張コネクターをセット。
TPMはたぶん使わないんじゃないかなぁ。スマートカードリーダーも同じ理由で外してます。WWANは別に必要ないし、基本はLANつなぐかテザリング飛ばすので外します。これは確かVAIOの時も同じだったような気がする。
本編
適当に書きます。
キーボード
X270である程度はキーボードの打ちやすさというか、打鍵感は確認していたのですが、程よいタクタイル感があって好みど真ん中です。これの前に使ったVAIO S13(US)は、ちょうどX395よりも柔らかい感じですかね。
ただ、これも使い込むうちにふにゃっとなってくるのかなあ、という気持ちです。配列は普通のUSで右下にAltもCtrlもあって好感持てます。PrtScがその辺にあるのもX270と同じ。ただ、リターンキーが少しX270比で横が短いかな、と。インチが伸びたから少しは横はあに余裕が持てて、キー配列やピッチも完ぺきになるかなと思ったんですが、そううまくもいかず。
でも気になる点っていうとそれくらいですかねぇ。あとバックライトはつけて正解だった。少し高くなるけど。これはVAIOの時もそうだったんですけど、ちょっと暗いところとか、間接照明で落ち着いた感じのところで文字打ってたりすると、ある程度ブラインドタッチできるとはいえど見づらいときとかはあるんですよね。まぁ、まず完全に記号の位置までブラインドタッチ覚えろや、という話になってしまいますがw
Trackpoint & タッチパッド
Trackpointは予想通り。使い勝手が、というよりは、硬さが。事前情報でいろいろ調べていると、どうもX280以降のスリム化したThinkpadのTrackpointは弾力性が失われて、硬くなった、っていう書き込みがあるんですよね。これは確かにその通りだな、って思います。ただ、結局は慣れなのかなぁ、とも思いますけどね。
Trackpointの動きは別にX270より硬くなった、程度でいいんですが、問題はFHD化したことによる移動距離の不足カナァ。というのも、X270ではHDだったので、移動速度最速でも十分問題なかったんですけど、画面が広くなった分、移動速度最大にしても今までと同じ操作感で端まで移動できなくなったのは結構大きいものがあると思います。
あと、タッチパッド。なんかミドルボタンの押し心地がふにゃふにゃしてて、押してるはずなのにスクロールされない、というのが結構あります。X270より薄く、左右ボタン自体もぼこぼことした押し心地、というよりはぺこぺことした薄っぺらい感じなので、なおさら気になるものがありますね。
ボタンはいいとして、タッチパッド自体はべつにふつうだな、という気持ち。まぁこれはX270とも変わらんし、強いて言うなら一体化型のタッチパッド、クリックパッドとも変わらないですし。
CPU
このために待ったといっても過言ではない、Ryzen5 3500U w/ Vega 8
。でも正直いってグラフィクス性能極振りなわけでもないので、結果としてはあんまり使ってません。ゲームはここ最近はガンオンばっかりやってるので、半額以下で買ったi3-8109UのNUCの方がfps出るんですよね。だいたい50~60くらいかなぁ。画質はもちろん最低に落としてありますけどね。
だからゲームをするには中途半端すぎて使えないし、かといってCADとかするか、っていってもそういう趣味や職でもないのでその機会もありません、結果として、4K動画を見るためだけの機械になってる感じです。
ただ、4C8Tはさすがという感じで、結構思いコンパイルやビルドを走らせても、重くなるわけでもなく、早く終わるのはやっぱり大きいです。もうそれi5でいいじゃん、ってなりそうですが。でもi5のX390ってなるとセールあるとはいえ、もう少し高くなるか同じくらいで推移するか、っていう気はしますけどね。
ベンチ類は先駆者もいるし、とっても無駄だろうなと思ってCHINEBENCHR20以外取ってません。やっぱりi3-8109U、i7-8550U、i3-7100Uで走らせた時と比べるとi7並みに安定感というか、安心感はあります。速いし。
端子類
端子類はRJ45が無くてコネクタ接続な以外は普通かな。でも、右の常時給電USBが斜めってるのか、かなり抜き差しが固くて心配しているくらいですかね。個体差だと思うけれど。あとこれはほかのレビューとかでも指摘されていますけど、RJ45コネクタと純正ケーブルがでかくて、一緒に横にあるType-cを使いたいなら拡張ドック使うしかなさそうなのが少し辛いかなぁ。確かにほとんどの場合は据え置きにして使うから、というのはあるんだけど、それでも拡張ドックは場所取るから、狭い自分の机には置きづらいかな。広い机買えたら考えるかなw
それと、USBが隣接して配置されていないので、僕が持ってるUSBを2つ一緒に使うような周辺機器を使うときはハブ必須になるのが辛い。というか、今までが拡張端子に恵まれているようなものばっかり使ってきただけでは、というのもあるんだけど。ハブもUSB Aしか持ってないんですよね。そのうちtype-c買いたいと言い続けて早3ヶ月。
WWANは構成選択時につけなかったので、当然底蓋開けてもモジュールはないし、microSDスロットにはSIMカード用の切り欠きもありません。
GPU
これが目的だったのは事実ですが、言うほどでもないかな、と。というのは、ゲーム用途はあんま考えてなくて(oi)、延々と4K60fpsをストリーミングなりローカルファイルなりで流し続けながら作業できればよかったので、というのがあります。後はやってるゲームのほとんどがCPUのクロック数重視だったり、言うほどGPUを目いっぱいまでぶん回すようなゲームじゃない、というのもあります。
ただ、それだけなのもさみしさがあるので、何かに使えねぇかな、って探してるところはあります。2D系のなんかとか。
ストレージ
最小構成の256GBにしましたが、さすがにVAIOの128GBよりは容量をいちいち気にしなくていいです。でも
、所詮128増えただけなので、しばらくしたらローカルファイルとの闘いが待ってるのかな…。いろいろboxとか複数持ってると一瞬で膨れ上がっていくので注意が必要なのは変わらないしなぁ。
スピーカー
X270は左右非対称なのと、あんまりDolbyが効いてなかったのが辛かったですが、こっちは普通です。別に配置が特殊、ということもないし、かといってDolbyがめちゃくちゃいい、というわけでも無し。ただ、あっちではミュージックの設定がちょうどよかったのが、こちらではゲームの設定にすると良い感じにサラウンドが効くようになって気に入ってます。まぁ、机の上に置いてるとき限定ですが。
筐体
スベスベした感じのマットな筐体とカラー。確かに、灰色っぽい色のX270と違って、X280から変更されたらしいブラックの色味はしっくりくる感じ。VAIOやG-Tune(これは灰色入ってると思うけど)とも違った感じで使ってて好感持てます。
ただ、強度上仕方ないけどパネル開けるときが結構硬いのと、パネルのペラペラさが相まって「いつか凸型に曲がるんじゃねぇかな・・・🤔」という気持ちにはなります…
全体的に
X270を少しいじくってからThinkpadにしよう、と決めたんですが、微妙なところはありつつもかなり使い勝手がいい感じにまとまってるかな、と思います。ただ、Type-Cハブは持っていないので、そのうち購入したらつなげたさはあります。
あと、これIntelではないので、たしかThunderbolt3が使えなかった記憶があります(X390は使えるはず、うちのi3のNUCも一応使える)。なので、内臓GPUがあったとしても、eGPUの接続なんかはできないかな、と。
結構ストレスかかるかなと思ったんですが、意外とそれもなく使えてる感じで助かってます。しかも寒いときには少し計算させればホッカイロにもなる辺りはさすが、という気持ちです。